nasu-life 2005年6月

誰の扉?  05.6.28
今日は定休日。
自宅キッチンの窓枠に棚を作ろう!と計画中。
もう、ずっと前から考えていたのですが、ケトルとか調味料とかこまごましたものを置く棚が欲しかったんです。手の届く場所に置きたいものなので、色々考えた結果、「キッチンの窓」ということになりました。イメージは町の洋食屋さん的な雰囲気にしたい。
今日はそのための下準備として、網戸をつけました。といっても、既製の窓ではないので網戸もハンドメイド。「出来た!」といって夫が持ってきた網戸に…ん??なんか可愛い扉がついてる…


ネズミが出入りしそうな小さな扉を

開けると窓のカギ

「へぇ!なるほどねぇ…なかなか憎いことするねぇ。」
本人もまんざらでもない様子。
後はここに棚を付けて完成します。フッフッフ…楽しみです。

工房より  05.6.24
 ただ今、ナラのライティングデスクを製作中。
この季節は家具の製作以外にもいろいろとやる事があります。敷地の草刈り、冬に備えての薪づくり、午後4時になると工房に集まってくる虫と格闘、雷が鳴ったら機械を止めたり。時間がいくらあっても足りません。考え事は夜にして、昼間はとにかく体を動かす、手を動かす。

工房より  05.6.22
 水曜日の夜は地元のサッカーチームの練習に参加させてもらっています。ミニゲーム20分を3本ほど行います。年令は様々ですが、みんな日曜日には試合もこなし十分な体力が備わっております。私はというと、もうくたくた。考えている事と体が一致しない。届くと思っても届かない。学生時代はサッカーに明け暮れる日々でしたが、もう20年も前のこと。筋肉痛で仕事に支障をきたさなければよいのですが。

夏至の日  05.6.21
-100万人のキャンドルナイト-
「夏至の日、夜8時から10時まで電気を消してスローな夜を…」キャンドルの灯りで本を読んだり、お風呂に入ったり…それぞれに自分ができる範囲で地球のことを考えよう!というような呼びかけで、那須でもその一貫として「キャンドルナイトコンサート」が先週末、教会で行われたようです。


お店の営業中は朝から電気をつけっぱなし…外が明るい日は調光を下げたりしてはいるものの、やはり電気はかなり使ってしまいます。少しでも…というせめてもの願いを込めて、夕食時をキャンドルナイトにしました。思い出した時だけでも、こういうことを実行していければいいなぁと思います。

↑キャンドルが少なくて、ちょっと暗かった。


ブラックティー  05.6.20
今日はとても忙しい天気。スコールのような雨が降り、雷が鳴ったと思うと、今度は太陽が顔を出して強い陽射しが降り注ぐ…1時間ごとにそれを繰り返しています。「山の天気は変わりやすい」と言いますが、ほんと、この時季の那須の空は忙しい。

さてさて、今、あちらこちらでバラが咲いているのを見かけますが、うちのもやっと咲きました。「ブラックティー」という種類です。素朴な感じのものを選んだつもりでしたが、咲いたのはこちら。アレ!?いかにも‘ローズ’という雰囲気…でも、色はすごくいい感じ。
庭に咲いた花を水に挿してお店に飾る…これが今、新鮮で楽しい。


花はお手入れが必要なので、欲しくても我慢してきたのに、今とても花を育てたいモード…球根ものなどの何年も楽しめる花を物色中なのです。

迷いヒナ  05.6.17
工房に鳥が迷い込んできた。
今、工房の屋根には少なくとも2世帯の鳥の巣があって、入って来たのはどうやらこの巣のヒナ鳥のよう。出口がわからなくなって、ガラスがはめてあるだけの開かない窓から必死に出ようとバタバタ。「カワイソウ…早く出してあげなければ」
せつない…

脚立にのぼったはいいけど、結構高いのです。そのうえ、片手では捕まえられないので両手を離して捕まえようとするが、ヒナは恐怖でジタバタ。
「お願いだから、じっとしてて」
私もこの高さは恐いってば…やっとの思いで抱えると、小さな体がドキドキしているのがわかる…「ごめんね。」と言いつつ写真を撮り、外へ出してあげました。
何という鳥だろう?とてもカワイイお顔です。
早く離して…

工房より  05.6.16
写真左はクロワッサンチェアー。オイルを摺り込んで完成です。
写真右は昔の学校にあったような机を製作中。この状態でオイルを摺り込み、最後に天板を取り付けます。

磨き係り  05.6.15
オイルを乾燥させた後の仕上げの乾拭き…
これで手触りが良くなってツヤが出ます。
小物は私の係り…
今日は追加製作したカッティングボード小とカードスタンドをひとつひとつ、心を込めて磨きました。
「ん!すべすべです。」
カードスタンドはもともとお店のプライス立てに作ったもの。欲しいというお声が多かったので、作ってみました。もうすぐお店に出せると思います。それと、カッティングボードですが、在庫が小サイズのみになってしまいました。大サイズは、現在ご注文頂いているもの以外はクルミ材が入り次第の製作になります。もうしばらくお待ち下さいませ。

工房より  05.6.14
 今日は東京中野までテーブルの納品。往復、高速道路は使わず4号国道で。国道4号線は最近4車線化工事が進みかなり快適に走れるようになりました。軽貨物の場合、高速道路でもあまりスピードはでないので一般道で行ってもあまり時間は変わりません。
 午前中に納品を済ませ、午後は神田の会社でオフィスに置く木のテーブルの打合せ。以前からオフィスに置く木の家具を作りたいと思っていたので、完成が楽しみです。

初収穫  05.6.13
2年前、庭に初めて植えたミントとワイルドストロベリー。ミントは大きすぎるくらい、すくすく成長していますが、ワイルドベリーは株が増えるだけで花が咲きませんでした。翌年も大きくなるだけでやっぱり花は咲かず…今年、新たに花の咲いている苗を買い足してそばに置いてみました。これが正解!次々に花が咲いて実になっています!「採って..」と言わんばかりに熟していた2粒を今日収穫しました。
2粒では何も作れないので、冷凍して数が増えるのを待つことに…ワイルドベリーは小粒ですが、香りが高いのが特徴のようで、ジャムにして紅茶に入れてもおいしいそうです。
6、7月はベリー類の収穫期。今年はブルーベリーが大豊作の予感…ミツバチのおかげ?でたくさん実をつけました!ざっと数えても100粒はありそう。スゴイッ!!竹酢液片手に、頑張った甲斐がありました。

工房より  05.6.6
5月の展示会で販売したクルミのカッティングボード。以来ご好評いただき、何回か追加製作しています。
このカッティングボード、見た所四角い板に把手をつけるだけの簡単な製作に思えるのですが、完成までにはけっこう時間がかかるのです。軽くするため、ある程度まで板を薄く削っているのですが、このまますぐに製品にしてしまうと、製品になってから板が反りだします。そのため仕上がり寸法より少し厚く削って写真のような状態で空気にさらし、2週間ぐらい外気に馴染ませてから加工となります。そのため在庫がない場合のオーダー製作は1カ月ほどお時間をいただいております。

色深く..ツヤツヤ…  05.6.5
こちら、私も愛用しておりますオリジナル雑貨のムシクイストラップです。虫食いみたいな穴を開けたデザインで、本当に食べられたわけではありません…
ストラップって今は付けない人も多いと思いますが、「コレなら付けようかな」と言って下さる方が多く、親子、カップル、お友達…おそろいで買ってくれたりすると、とっても嬉しいです。(意外と男性にも人気です!)

写真左は私が使っているもので、1年以上経っています。右は販売用のお店のもので製作から数ヵ月、どちらもブラックチェリー材です。ふと気がつくと色、ツヤが全然違うんです!毎日バックやポケットに入れていたり、窓からの陽射しを浴びたりして、いつの間にかツヤツヤの褐色に…チェリーは特に色の変化が早いですが、自分のものながらちょっとビックリです。これからもヨロシク…という思いを込めて、天然ワックスでキレイに磨いてあげました。(←初めてお手入れしてあげた…)

工房より  05.6.4
耳付一枚板のワークデスク製作中。反り、ねじれをとるためカンナがけを進めている所です。工房内はカンナ屑だらけ。体も髪の毛も木屑にまみれています。
木にはそれぞれ特有の匂いがあります。制作する木によって工房内の匂いも変わります。今回は栓の木。夏っぽい匂いに感じるのは私だけでしょうか。

工房より  05.6.3
トチの木の座卓製作の際に切り落とした木片。危うく捨ててしまう所、ふと思い立ち、脚をつけてみました。スツールや飾り棚として、木の形状を生かした作品ができました。
製作に追われ、家具づくりに夢中になっていると見落としてしまうことがたくさんあるようです。家具づくりにおいて迷いや悩みはいけませんが、手と体は動かしながらも、ちょっと心に余裕をもっていきたいものです。

バラの香りに…  05.6.2
みなさま、バラはお好きですか?私はブーケとしてのバラは好きですが、自分では育てないと思っていました。お手入れが必要なのと、うちには高貴すぎてしまうと思っていたので…ところが先日、立ち寄ったホームセンターで「ローズ・フェアー」の文字が…一面に漂うバラの甘〜い香りにふら〜っと導かれ、ハハハ…お買い上げです。たくさんありすぎて迷いながらも、なるべく素朴な感じの見た目と色のものを選びました。

ひとつは写真の「サリーホームズ」。花びらが重ならずに咲く、一重咲きタイプ。もうひとつは名前がステキな「ブラックティー」。古めかしい感じのスモーキーなピンクベージュの花です。もうひとつ「バタースコッチ」というのもありました。迷いに迷ってブラックティーにしたのですが、色を食べ物とか飲み物に例えるのっていいですよね?微妙な色をこういった表現にすると、しっくりくる感じがします。
購入したのはどちらも新苗で、最初は鉢植えで育てた方が良いとのこと。なので、庭に植えるのはまだ先になりそうですが、手入れ方法を調べれば調べるほど、果たしてちゃんと面倒見られるか心配に…夫には「絶対枯らすよ」と鼻で笑われ、「うぅ〜意地でも育ててやる…」と心に誓いました。