• 美術館へ…

    昨年から楽しみにしていたバウハウス・デッサウ展。

    東京へ行こうと思っていたら、宇都宮美術館でも展示されると知り、

    待ちに待って、ようやく行ってきました。

    夫は、自分が家具の学校に行っていた頃と照らし合わせて見ていたよう…

    私は、細かいことはわかりませんが…

    ランプシェードの図面の細かさに、すごーいと思ったり、

    織工房の作品のベッドカバーが素敵!と思ったり、、

    絨毯のデザイン画も可愛かったなぁ..

    夫と二人、釘付けになったのは、1930年の家具の見積書。

    どんな家具が出来たのかな?お客さんはこんな雰囲気の人かな?

    頭の中でその当時のやりとりを想像していました。

    バウハウスと言うと、ちょっとしたエピソードというか、

    自分の中で大事にしている思い出があります。

    お店をオープンして間もない頃、「良いところね..」と

    立ち寄って下さった方が、フジコ・ヘミングのような素敵な方で、

    「どこかで修行したの?バウハウス?」と…

    私は「いえいえ..いえいえいえ..」と…..

    もちろん、そんな訳ないのはわかっていておっしゃったのだろうけど、

    その言い方がとってもチャーミングだったのです。

    そして、その方の着ていたコートが、これまたとびきり可愛かった。

    きっと、長年大切に着ているんだろうな..という雰囲気で、

    絵画のような色だったのが印象的でした。

    写真はバウハウス展の記念に買って来た、パウル・クレーのポストカード。

    ちょうどこんな色合いだった。

    そんなことを思い出した休日でした。

  • キッチンテーブル製作

     

     

    チェリーのキッチンテーブルを製作中です。

    小ぶりな横長の作業テーブル。

    脚は、邪魔にならないような形。

    天板の下には、野菜ストック用のカゴが、ぶら下がります。

    可愛いです…

     

  • ダイニングセットお届け

    ウォールナット ダイニングテーブル

    千葉県のお客様へお届けした、ウォールナットのダイニングセット。

    テーブルはお客様のご希望で、天板と脚の角を揃えたデザインです。

    真横から見ると、凹凸がなくて、潔くて、男前!

    そんなふうに思いながら、写真を撮っていました。

    合わせて製作したダイニングチェアーは板の座面。

    すっきりとしたデザインなので、

    ウォールナットでも重たい雰囲気にならず、それでいて落ち着いた趣。

    直接お届けに行くことができなかったのですが、

    到着後、ご家族みなさまが気に入って下さったとメッセージを頂き、

    本当に嬉しく思っています。

    お子様が「ここが自分の場所!」と言ってくれたそうです。嬉しいな…

    美味しいごはん、たくさん食べてね。

    こちらのテーブルは、後日詳細をHPに更新いたします。

  • サイドチェスト製作

    工房ではサイドチェストの製作をしています。

    コンパクトなサイズですが、引き出しがたくさん付いていて、

    しまう場所に困るような細々したものなども、すっきり収納出来ます。

    高さがあるため、電話を置くのにもちょうど良く、

    今回は電話台としてご注文頂きました。

    本体の枠組みが終わり、扉や引き出しの作業を進めています。

    もう少しお待ち下さいね。

    お菓子みたい

    春が待ち遠しいこの頃ですが、寒さに耐える冬の姿も好きだったりする。

    ほとんどの木が葉を落としてしまう中、

    ブナは、丸まった葉っぱが風に負けずにしがみついています。

    色といい、クルクル加減といい、

    サクッと美味しそうな焼菓子に見えますね!

    どんだけ食いしん坊なのかと思われそうですけど…..

  • 少しずつ…

    ヒメシャラの花のあと

    庭をゆっくり見るのは久しぶりです。

    ヒメシャラには、この時期こんな風に忘れものが付いていて、

    いつも「八角」みたい…と思う私。(色が似てるだけなんだけど…)

    スパイシーな赤褐色の、花(実)のあと。

    冬の冷たい風が片付けてくれたおかげで、駐車場の落ち葉もずいぶん減り

    少しずつですが、木々の堅い芽が見え始めていました。

    ホワホワ

    その芽の中で、ダントツの可愛らしさはこのコブシ。

    金色がかったグレーのビロードのような冬芽を付けます。

    小さな苗木だったものの、今年で3年目。

    ずいぶん蕾を付けるようになりました。

    冬芽が割れて、中からホワホワ、クシャクシャ、ボサボサの蕾が顔を出しています。

    ボサボサ好きにはたまりませぬ…このお姿。

    少しずつ目覚めの準備始まっています。

  • とってもとっても楽しみにしていた靴が、私のところにやってきた。

    直接迎えに行きたくて、お忙しいところ工房にお邪魔してきました。

    (ありがとうございました!!)

    昨年の秋、埼玉のyuzuriさんのイベントに伺ってお願いしていた

    Forestさんの靴。

    サイズを見てもらい、形と色を選んでつくって頂いた、私だけの靴。

    甲高、幅広さん..そのうえ、ちょっぴり外反ぎみ…の私の足。

    靴には結構苦労するのだ。

    お気に入りのストラップ

    3種類あるForestさんの靴は、どれも素敵。

    ブーツっぽいハイカットのタイプと迷いに迷って、

    こちらのストラップのタイプをお願いしました。

    見れば見るほど丁寧な作りにうっとりです…

    昨日は早速履いてお出かけ。(ご近所スーパーだけど…)

    初めての靴を履くと、いつも痛くなるところが痛くない。

    しっかりした作りなのに軽く感じるのは、

    足をきっちり包んでくれているからなのかな…

    履いていて嬉しくなる。

    たくさん履き込めば、もっと馴染んでくると教えてもらった。

    革の色も、もっともっと素敵に変わる。(木と一緒だ!)

    そうなる日を楽しみに、大切に長く履いていきたいな…